ブログ|神田駅・新日本橋駅で歯科をお探しの方は
神田駅前歯科クリニックまで

  • 03-3272-0707
  • メニュー

歯周病が全身に及ぼす影響

こんにちは。月曜日のブログで歯周病とはどのような病気なのか書かせていただきました。そこで、歯周病には合併症はないのか。今日は歯周病が全身に及ぼす影響について書かせていただきます。

歯周病の合併症、全身に及ぼす影響としては狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、低体重児出産、誤嚥性肺炎などがあげられます。その中でも糖尿病との関連についてお伝えします!!

糖尿病と歯周病はともに代表的な生活習慣病で、生活習慣要因として食生活や喫煙に関与します。糖尿病は喫煙????と並んで歯周病の二大危険因子であり、一方歯周病は三大合併症といわれる腎症・網膜症・神経症に次いで第6の糖尿病合併症であり、両者は密接な相互関係にあります。

歯周病は細菌感染症なので、慢性的で、軽微な、炎症が持続していることになります。そのため歯周病細菌から毒素が産生され、歯周組織を破壊する一方で、この細菌を攻撃する為に体の中でも炎症性の物質が常に産生されていることになります。

その結果負のスパイラルが起こります!!

歯周病の治療は早期発見、早期治療が重要です。炎症がまだ歯肉にとどまっている歯肉炎であればほとんどの場合が正しい歯磨きや歯石除去で治ります。

しかし、炎症が歯肉を通り越して歯を支えている「歯槽骨」まで及んでいる歯周炎であれば長期的な治療が必要となり、また治療が終わっても糖尿病と同じ慢性疾患ですのでゴール治癒はありません。

また糖尿病の方のお口の中の特徴として、ドライマウスがあげられます。お口が乾くことで虫歯にもなりやすい状態になりますので定期的に歯科医院を受診しましょう!!お口の中の状況により定期検診の間隔は変わりますので、一度歯科医院を受診されてみてください!!